今回の弁護士さんらへの大量懲戒請求事件。当事者の1人の嶋崎量弁護士にお話を伺いました。懲戒請求に関しては、正当なものであれば認められた権利です。

2016年まで3000件強(これも1990年代から比べると多いのですが)推移していました。
統計に反映されていませんが、異変が起きたのは昨年2017年から。組織的な懲戒請求が約13万件ありました。たとえ退けられても、された弁護士さんらは弁明などがあり負担ですし、弁護士会も全て精査しますから大変な作業になります。これらが嫌がらせなどが目的であれば業務妨害になる可能性もあるでしょう。今回もそうです。
嶋崎弁護士は今回が初めての懲戒請求だそうです。(現在までの請求は懲戒なしの決定がでています)嶋崎弁護士の理由は、佐々木亮弁護士に送った「何で懲戒請求されているのか、ホント謎です。酷い話だ」このツイートです。このツイートが「脅迫だ」などとして懲戒請求されています。それこそ、「酷い話だ」です。
佐々木亮弁護士へのねぎらい(応援)の言葉で懲戒請求されることを私は重く捉えています。佐々木弁護士を孤立させる狙いを感じるからです。弁護士さんの中には、懲戒が退けられたらそれでいいと考える方もいるでしょう。しかし、それでは、全く解決にはなりません。
そういう意味では、不当と思われる懲戒請求に立ち上がった弁護士さんら数人に心から敬意を表しますし、応援したいと思います。懲戒請求は人の職を奪おうとするもので、ツイッターの違反報告ぐらいの感覚で懲戒請求をした方々には、その意味をしっかり考えて欲しいものです。
昨日5月14日ニコ生で嶋崎量弁護士に電話インタビュー致しました。会員向け録画配信はこちら→(チケット購入可)http://ch.nicovideo.jp/isshinyuki (初月無料)