みやけ雪子タイトル

2015年06月21日

(三宅雪子のニュースルポ ③)会期延長の影響

会期延長。12日突如、自公の会談で9月27日まで95日間の延長で合意。いきなり夜の本会議で、与野党の調整なく採決。民主党に欠席などで、国会はさらに混とんとしています。

この会期延長。言うまでもなく、安保法案を成立させるためです。しかし、過去最高の95日延長。それも、野党の反対などお構いなし。この強引な国会運営には、驚かされます。「反対なら(本会議に)出席して反対しろ」というご意見は、昨日のキャスの中でもだいぶ聞かれ、それが国民が抱く感想なのかと思います。

少し、ここで民主党を庇うと、「欠席戦術」は法案の賛否よりも、その強引な国会運営に対しての抗議なので、今回の場合、私自身は、一定の理解を示しています。

この会期延長。私は、政権には「凶」と出ると思っています。想像以上に反対の声は高まっており、7月に30万集会は実現すれば、安保匹敵する規模となり、無視することは難しくなるでしょう。いや、そのはずですが。

それはあくまでも、希望的観測に過ぎません。


憲法学者の9割以上に違憲だとされても、歴代の法制局長官の多くに反対されても、もうこの内閣は、もはや「異論無視内閣」。国民の抗議の声など、喫茶店のBGM扱いです。つまり、うっすらと聞こえてくるけれども、聞こうともしないし、聞かないふりをしているということ。

過去を振り返ってみましょう。

物議を醸したPKO法案でさえ、3国会をまたいで修正をして可決をしましました。それでも、当時は、「乱暴なやり方だ」との野党から批判があったように記憶しています。

安保法案。

まずもって、10の法案を平和安全法制整備法案という一括法にして、国際平和支援法案という新法とあわせて2本にするなど、考えられない暴挙。 本来は、10の小委員会をつくり、丁寧に審議すべきものです。

平和安全特別委員会は始まった当初、この一括法への批判も多かったでしたし、「なぜ、これほど急ぐのか」とう点にも質問が集中しました。

それに対しては、「危機が迫っている」と不安だけを煽り、明確な答えのないまま、現在に至っています。

とにかく、この国会で目立っているのは、40%超える一括法の割合。とにかく乱暴で雑なのです。

それだけではありません。この国会には、押しこめるだけ法案が押し込められています。

派遣法改悪(衆議院通過、参議院へ送付)、残業代ゼロ法案、マイナンバー法改正案、刑訴改悪・・・あげていたらきりがありません。

普通であれば、何国会もかけて審議されるべきものばかり。

しかも、今は、年金の125万件の個人情報流出という前代未聞の不祥事も起きています。この解明もいまだされていないのに、ほかの法案審議を止めるどころか、逆に急ぐ有様です。

会期延長で、これら全ての可決が現実味を帯びてきました。

とにかく、今国会は、採決まで持ち込んでしまったら終わり。採決の応じる=賛成に等しい行為だとオール野党(ここ強調)には自覚をしてもらい、阻止してもらうべく頑張ってもらうしかないのです。



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