私が慕っている某野党先輩議員が国指定の難病にかかっていることを告白しました。
告白したといっても、隠していたわけではなく、難病だと判明したということです。
2012年衆議院選挙中、些細なことで脱臼したというニュースを見て、元秘書だった同期(元議員)に電話をかけた覚えがあります。
そのときは生まれつき骨が弱いといった説明でした。それから骨折の頻度が多くなり、私の心配も高まりました。時々お見舞いの電話もしました。
2012年(比例復活)2014年(小選挙区)と議席は獲得できています。
あれから5年です。10回近い手術などを経て、5年かかってやっと難病だとわかったのです。
閣僚経験もある方ですからそれなりの大きな病院にかかっていたのではないかと推察します。それでも5年。
難病は治療ももちろん大変ですが、難病とわかるまでが厳しい道のりだと聞きます。慢性疲労症候群など最初は体がだるくなるところからですから、周囲からはなまけているように見えてしまいます。
7カ所病院を転々としてやっと『ギラン・バレー』とわかった知人がいます。『ギラン・バレー症候群』は命にかかわる病気ですから、5カ所目で諦めていたら、悪化した可能性は高かったでしょう。
しんどい。しんどいと思います。病院に行くのもしんどい。でも、体の変調があったら、かならず原因があります。諦めないで原因がわかるまで突き止めましょう。(自省をこめて)